
先日、2歳になる息子と公園を散歩していると、
どんぐりが沢山落ちてました。
『あーっ!!』って大興奮しながら、
ずっと拾い続け、こんな事に(笑
今までに見た事がない、大きなどんぐりです。
よし、せっかく拾ったんだから、
家に持って帰って遊ぼう!
意気揚々と帰宅して、ママに報告すると、
『わー、どんぐりは虫が出るから家に持って来ないで!!』
と怒られました。
え?そうなの?
どんぐりでコマを作ったりしてるのを見かけるけど、
あれって大丈夫なの?
『あれはたぶん、ちゃんと虫を駆除してるから大丈夫』
ほー。駆除ですか。
という事で、どんぐりの中の虫を駆除する方法を
調べて実践してみました。
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どんぐりの中の虫を駆除する方法
早速調べてみると、次の二つの方法が有効なようです。
- 沸騰したお湯で煮込む
- 10日ぐらい冷凍する
虫がいるかもしれないどんぐりを
冷凍庫に入れるのは、衛生面で不安です。
で、今回は煮込む方法を試しました。
煮込んだ方が、殺菌もできて綺麗になりそうですしね。
どんぐりを煮込んで駆除する
どんぐりを煮込むにあたり、
鍋のような物が必要ですね。
さすがに、普段調理で使っている鍋を使うには抵抗があります。
うーん。。何か無いだろうか。。
『お!これだ!!』
見つけたのは、
冷凍のラザニアが入っていたアルミ容器。
スーパーで売っている鍋焼きうどんの容器を
少し小さくした感じです。
息子のママゴト用に取っていました。
もちろん、ラザニアの容器じゃなくてもオッケーです。
衛生面が気になるなら、小さめの鍋やフライパンの上に
アルミホイルを被せるといいですよ。
早速、ラザニアの容器に水を入れて、
どんぐりを放り込みます。
ここでのポイントは、
水の状態からどんぐりを入れておく事です。
沸騰してから入れるよりも、
どんぐりにヒビが入ったり、割れたりしにくいです。
沸騰してから1〜2分ほど煮込み、
火を止めると、こんな感じに。
おー、なんかいい出汁が出てますねー^^;
今回はどんぐりが沢山あったので、
この作業を2回行いました。
茹で終わったら、火傷に注意しながら、
新聞紙や新聞広告の上に移しましょう。
ここでのポイントは、
熱いからといって、水で急激に冷やさない事です。
どんぐりの殻が割れたりしますからね。
あとは、2〜3日ほど日陰で乾かせば完成です。
ここでのポイントは、直射日光を当てない事です。
これもヒビの原因になるので注意が必要です。
ベランダに干していると、毎日息子が
『どんぐりさん見たい〜』と言って観察してました^ ^
拾ってきて良かった。
駆除しないとどうなる?
駆除方法は分かりましたが、
もし駆除しないとどうなるんでしょう?
どんぐりの中には、
ゾウムシという虫の幼虫が住み着いています。
見た目はカブト虫の幼虫に少し似てます。
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ゾウムシは、どんぐりがまだ青い時に、
どんぐりに穴を開けて、卵を産みつけます。
どんぐりの中で孵化した幼虫は、
どんぐりの中身を食べて成長します。
どんぐりが地面に落ち、しばらくした頃、
幼虫はどんぐりの殻を破って外にでます。
そして、地中に潜って冬を越し、
春になると外に出てきます。
もし、幼虫さんが殻を破って
『こんにちわ〜』をするのが、
あなたの家の中だったら。。
怖すぎますね。。
男の子だったら喜ぶかもしれませんが、
好きになられても困りますよね。。
ちなみに、虫が住み着いているかどうかは外見からは判断できません。
穴が開いていない一見綺麗などんぐりにも、虫は住み着いています。
ですので、例え面倒であっても、
拾ったどんぐりは全てお湯で煮込んだ方が良いですね。
もし、沸騰だけでは不安という場合、
100円ショップでも売っている
工作用のニスを塗っておけば、より安心ですよ。
ツヤが出て見た目も綺麗ですからね。
さー。どんぐりで何を作りましょう?^^