パネルヒーターの選び方。失敗しない為の5つのポイント

パネルヒーターはここ数年の流行からか、
数多くのメーカーが発売するようになりました。

大手メーカーの参入は少なく、
中には聞いた事もないメーカーもあったりして、

本当に大丈夫なの?と心配になります。

そこで今回は、
パネルヒーター選びで失敗しない為の
5つのポイントを紹介します。

パネルヒーター選びのポイント

早速ですが、
以下がパネルヒーター選びで抑えておきたいポイントです。

  • 暖房性能
  • 省エネ性能
  • 本体価格
  • 安全性
  • 保証期間

ではそれぞれ説明します。

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暖房性能

パネルヒーターの暖房性能は、
製品によってかなり偏りがあります。

と言っても、カタログで判断できるのは、
出力ワット数ぐらいです。

部屋の広さ、断熱性、気温にもよるので、
これがベストとは言えませんが、

強モードで1000w未満だと、
ちょっと頼りないですね。

 

あと、本体の形状や大きさも
製品によりバラバラですね。

少し変わったものだと、
パネルが前後両方についているモノもあります。

前後両方から暖めるは良い発想ですが、
置き場所が制限されるので注意が必要です。

壁際に寄せて使えないのは結構不便だったりします。

片側だけパネルがある普通のタイプでも、
壁から30cm離さないといけないモノもあるので、
商品の注意書きはよく確認しておきましょう。

省エネ性能

パネルヒーターは小型な割に、
出力ワット数が大きいので、
電気代が高くつく傾向にあります。

例えば、
1000wで1時間使えば約22円掛かります。
(※1kwh=22円で算出)

 

パネルヒーターによっては室温を感知して、

  • 設定室温以上になればオフ
  • 設定室温以下になればオン

を自動的にしてくれるモノがあります。

省エネに貢献してくれるので、
パネルヒーター選びで重要なポイントかと思います。

 

ただし、
設定した室温まで上がらなければ、
この機能も意味がありません。

パネルヒーターの暖房性能や、
部屋の広さ、断熱性、気温に左右されてしまうので、
過度の期待はしない方が良いでしょう。

パネルヒーターだけだと、
どんどん部屋が寒くなるような場合は、
省エネになりません。 

逆にパネルヒーターだけで
部屋全体が十分に暖まる環境なら、
優れた省エネ性能を発揮してくれるでしょう。

本体価格

パネルヒーターの価格は、
1万円代〜4万円代と幅広くあります。
(中には6万円以上する商品も) 

パネルヒーターは、
街の電気屋さんにはあまり種類が置いてないので、
通販サイトで購入する事になるかと思います。

実際に見て、触って効果を確かめられない物に
大金を出すのは抵抗がありませんか?

 

販売サイトの商品紹介は
良い事ばかり書いていますから鵜呑みにできませんし、

口コミ(レビュー)を頼る場合でも、
あなたの使用環境に似たレビューでなければ、
あまり参考にしない方がいいでしょう。

 

すごく暖かくて最高です!」と書いていても、
その方が4畳半で使っている場合もありますし、

全く暖かくなりません!」と書いていても、
その方が雪国でのメイン暖房として期待しているかもしれません。

 

あなたが
この価格なら(期待した性能でなくても)後悔しない。

という価格帯のパネルヒーターを選ぶのが良いかと思います。

我が家の場合は、
パネルヒーターに過度の期待をしていなかった為、
1万5千円以内と決めてました。

安全性

パネルヒーターは中国産の商品が多いです。

中国産が悪いとはいいませんが、
暖房器具は火災や火傷に繋がる物なので、
できるだけ安全・安心な物を選びたいですね。

昨年あたりから、
パネルヒーター本体は中国産だけども、
サーモスタットや温度ヒューズなどの安全装置は
日本産を使っている商品が増えてきました。

 

また、小さな子供やペットがいる家庭なら、
本体が熱くなり過ぎない商品を選びましょう。

少し触った程度では火傷しない商品が多いですが、
そこを明記していない商品は要注意です。

保証期間

安全性でも書きましたが、
パネルヒーターは中国産のものが多く、
販売元も長期保証しない場合が多いです。

ワンシーズンも持たずに壊れてしまった。

なんて事もあり得るので、
保証期間(保証内容)はよく確認しておきましょう。

安全装置を中国産から日本産に変更して、
保証期間を延ばした商品も増えてきました。

安全性が高い = 保証期間が長い

といえるでしょう。

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オススメは?

ここまでのポイントと、口コミ(レビュー)を踏まえた、
オススメのパネルヒーターを一つ紹介しておきます。

  • 商品名: ROSSO (2015年モデル)
  • 暖房性能:600W/1000W
  • 電気代(1時間):600W:約13円、1000W:約22円
  • 省エネ機能:断続エコ運転機能
  • 本体価格:\12,800(送料込み) ※2015/10/25現在
  • 安全性:安全装置は日本メーカー製
  • 保証期間:購入日から1年間

どうでしょう?

今年は、2015年モデルにパワーアップしているのも、
販売元のやる気を感じさせてくれます。 

※以下の画像をクリックすると楽天の販売サイトが開きます。

ちなみに去年(2014年)、
このパネルヒーターを購入しようか悩んでいました。

他にも候補があったので妻と相談して、
よしコレに決定!!

と、意気揚々と楽天で検索したところ、
すべて完売してました(涙

 

結局、機能面で劣る別のパネルヒーターを購入し、
少し後悔しています。
(そちらは省エネ機能無し、保証期間短い)

最後に

ここ数年のパネルヒーター人気で、
商品数が増えてきました。

低価格だけど、安全性や省エネ性がイマイチだったり、
必要以上に豪華装備の商品もあるので、

しっかりポイントを抑えて商品選びをしましょう。

また購入の際は、その商品のレビューから、
あなたの使用環境にあったものを探して、
確認しておけば間違いないかと思います。